結婚。
これは賛否両論あると思いますが
私の持論です。
あくまでも。
未だに独りである私の親は
「娘は結婚出来ないのではなくて、結婚しない主義なの」
人にそう話していたことを知ったのは
つい最近のことです。
しない！とも言ったことがなかったので
親なりの納得の仕方だったんだろうと反論もしなかった、
というより出来なかったのです。
ある時
酔っ払った男性の方に
「子供生んでないの？それは非国民だね」
そう言葉の刃を向けられたこともありました。
昔の人は
「女は子供を生んでこそ１人前」
私はまだ半人前ということ。
親になる資格がなかったというわけです。
そんな私の母親は
いつぞや占いに出向き
「娘の子供はいつ？」
と、聞いたことがあるそうで
その占いの方は
「娘さんには子供の縁がない」と。
母親はその占いに救われたらしい。
いや、救われたのは私の方かもしれない。
誰よりもその言葉に納得したのは
私だったでしょう。
普段、占いなどを信じるタイプではないけれど
占いによって救われる事もあるんだなと認識した出来事でもありました。
私は母親を尊敬しているけれど
その母親のように
子供を持つ母親にはなれなかったということ。
それだけのことです。
孫がいないということは
親不孝だとは思います。
私の両親は
私の子供を抱きたかったでしょう。
だけど
私の人生に子供という選択がなかったのです。
それが
間違っていたか、正しかったかは分かりません。
後悔する時が来るかもしれません。
結婚が全てではない。
子供を生むことが女の人生でもない。
私は
結婚しないわけでも
結婚したいわけでもない。
決めるのは、私。
私の未来はいつも自分の足元にある。
答えを出すのはいつも自分。
今の私は、未来の私のためと
今日も私は
ひとり生きるのです。