コアクマのfoie gras(99)
くりはらみゆ(32)
埼玉・巨乳系

退屈凌ぎに調教しました。14

16/8/29 11:44
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隊長の言葉に甘えて、かなり高めの美味しいお肉を二人で食べた。もちろんデザートまでも遠慮なく。
程なくして店を出て、また歩き始める。
「この後は屯所へ戻るんですか?」
「あァ…でも戻りたくねェなァ」
「なんでですか?」
「アンタと離れたくねェからに決まってんでしょーが」
「…だめですよ、仕事はちゃんと…。私が言うのもアレですけど隊長はお巡りさんだし隊長なんですから!いないと困る人たくさんいるんじゃないですか。近藤さんとか」
「まァ…そーだねィ」
「また…会いましょう。連絡も待ってますし」
「みゆ…」
「…はい?」
「またアンタを…さらいてェ。誰にも見せずに触れさせずに関わりさえ断ち切って…俺だけのものにしてェんでさァ…」
「いつでも…いいですよ」
きつくきつく私を抱き締める隊長の背中にそっと両手を回した。言葉にも気持ちにも嘘はないから。
好きですよ、隊長…。







その頃、万事屋の皆は…





「ンー、みゆの海老フライ美味しいネ!残飯も一味違うアルな」
「いや、みゆさんの残してった海老フライだからねそれ。みゆさんが作った海老フライみたいな言い方になってるけど、神楽ちゃん。そして当たり前に食べ残し食べないで!」
「きっと今頃沖田くんの海老フライを泣きながら頬張って…」
「銀さんんんん!!!」







その頃、山崎は……






「副長~、遅くなりました!マヨ30本で良かったですよね?」
「総悟はどうした?」
「あ…えーっと…その…迷子?隊長は今、愛の迷い子で…」
「なに言ってんだ?あいつまたサボってんのか」
「はい…まあ…」






愛の溢れる日常は続く。











退屈凌ぎに調教しました。はこれで完結となります。
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