コアクマのfoie gras(99)
くりはらみゆ(32)
埼玉・巨乳系

退屈凌ぎに調教しました。

16/6/14 10:26
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「ん……」怠い体が段々と感覚を取り戻していく。いつの間にか寝てしまっていた?目を開けてみると、そこには暗闇…その隙間から、僅かに灯が射し込む。蝋燭…?手を動かそうとして、違和感を覚える。拘束感…足も…恐らく、ベッドのような処に…仰向けにさせられている…?
「………」気配がする。私を見る視線…近づいてくる、誰か……
「お目覚めですかィ?」
「…隊長……」
その声は聞き覚えのある、沖田隊長のものであった。隊長は真選組の人で、その近くで働いている私とは顔見知りといった仲。飄々としていて掴み所のない少年…かなりのドSという噂は彼の上司から愚痴をよく聞かされている。「…正解…。」楽しげな声色。状況が掴めないものの私は視界と手足の自由が欲しくて言った。
「あのぅ…コレってなにかの遊びですか?参加した覚えないんですけど…。解放してもらえませんか?」
「…みゆちゃん…。」
「…っなん、ですか…っ」耳元に寄せられた唇が触れながら囁く声。私は思わず肩を竦め顔を背ける。
「…ふふ…。コレは遊びじゃねェんですよ。お仕置き…。アンタはどうしようもねェ甘ったれだからねィ…俺がぶっ壊していちから調教してやりまさァ」
「…はっ?!!なに、言ってん…ぅぐ…っ」聞こえてきた言葉を理解できない私の口の中に隊長の指が入ってくる。刀で人を斬っている手とは思えないしなやかで白く長いその指…。今は見えないけど、普段からいつも目にしては綺麗だと思っていたそれ。歯列や舌をなぞられると嗚咽感が湧いてじんわりと涙が出る。
「…っんん…」
「…あんたに拒否権はねェの…。あんまり俺を煽るともっと意地悪しちまいやすぜ?」
「ぅん……」咥内を遊ぶ指先の動きに苦しくなり、一先ず逆らわずに小さく頷いてみせた。指先は唇から引き抜かれ唾液に濡れた指先が唇をくすぐったく辿る。
「いい子だねィ…」
「っん…!」今……隊長は私に覆い被さる態勢になって…濡れた唇に口付けられた。両手で顔を包まれながら唇に注がれる唾液を纏う舌…柔らかく絡められる動きが思考を溶かしていく。…気持ちいい…。話せる状況ならそう言葉にしてしまいそう。実を言えば隊長のことは嫌いじゃない。というより、好き。真選組の人で一番隊の隊長ということくらいしか、何も知らないけど。彼の上司とは歳も近く少しの付き合いがある、その延長の顔見知り。
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