コアクマのfoie gras(99)
くりはらみゆ(32)
埼玉・巨乳系

退屈凌ぎに調教しました。5

16/6/19 19:17
374 22
どのくらいの時間が過ぎただろうか…
強烈な快感で意識を奪われ、ふと気がついてみれば、其処には色のついた部屋の風景が広がっていた。両手の拘束も解かれ、乱れ汚れた身体は綺麗に服が着せてある。
隊長がしてくれたんだ…
足枷の外れた右足。左足首には唯一の拘束が残されていた。片手をついて身体を起こすとベッドが軽く軋み、その音で隊長が此方に気づき近づいてきた。
「おはよーごぜえやす」なにか手に持って食べている。
「おはよ…ございます……」我にかえると急に、目眩のような感覚がわいてくる。そうだ…わたし…今朝、隊長と会って手渡された薬入り(たぶん)のお茶しか…口にしてない…自覚することで、忘れていた空腹感は止め処なく沸き上がる。
蒼ざめて動けずにいる私の隣に隊長は腰を下ろし、食いなせェ、と差し出したのは白髪で小肥りなおじさんのチキンパックであった。
「うっ………」肉類は好きだけど、さすがに寝起きにこれはきつい。思わず片手で口元を抑え顔をそらす。軽い吐き気…。
「気分悪ィ?…口開けな」
「……?…」いつも通り飄々とした声色ではあるが、私の顔を覗き込み心配はしてくれているようだ。持っていた食べかけのチキンを置いてペットボトルを手に取り口にふくむと、私の手を掴み退けさせそのまま口移しした。
「………」冷たい液体が咥内から喉へと流れる。隊長が口にしたということは…もう薬とかは入ってないはず…?
「…自分で…、飲めますから…」
唇が離れると目を見ないままそう言うと少し拗ねた声で「つれないねィ」と呟いた。
ペットボトルを手渡してくれたので、しばしベッドに座ったままゆっくりそれを飲んでは休む。だいぶ、ラクになってきたところで…。
「なんでこんなこと、してんですか…。隊長…警察でしょ…」「なんで…か…なんででしょうねィ…ポテト食う?」「…いただきます」ここのポテトは太くてあんまり好きじゃないけど、さすがになにか食べたくなった。
「…助けたくなった…なんて言っても、信じてくれねェと思うんで…あんたとしたくなった…って言やァいい?」悪戯っぽい笑顔を向けてきた。これこそが隊長の武器…小悪魔が…可愛いことされても、もう私は騙されませんよ!
「彼女がいるじゃないですか…」「ぁん?」
(c)crea-tv.jp