アラフィフみのりんの日常を覗いて...(669)
★みのりん★new(48)
北海道・お笑い系

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23/10/3 23:09
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タイトルは「トリプルセブン」

大好きな伊坂幸太郎氏の
最新作です(・∀・)

「グラスホッパー」「マリアビートル」
「AX」←アックス

に続く「殺し屋シリーズ」の最新作

伊坂氏の作品の主人公は

「強盗」とか「詐欺師」とか「死神」とか
世の中的には「悪」とされている人物が多く
↑死神はもはや人間でもないし

今回も大勢の殺し屋が
あるホテルに大集合してしまい

ハラハラドキドキの攻防戦が
繰り広げられる

わたしの周囲に
「空想の世界なのでリアリティに欠ける」
「その世界に浸れない」
という理由で小説を読まない
という人がいる

もちろんフィクションなので
全てが作り物だ

だけどこの知人は

「残念なことに面白い小説を読めていない」
人だと思っている

確かに私も
殺し屋さんになんて
日常ではお会いしたことがない

そんな人を主人公にしている時点で
リアリティに欠けるのだが

そんな事を考える間もなく
「伊坂ワールド」に引き込まれてしまう

そして登場人物の繋がりだったり
何の気なしにスルーしていたものなどの
伏線回収が見事すぎる(・∀・)

そして何より彼の描く人物は大体が

お茶目だったりドジだったり運が悪かったり
どこか愛くるしいんだ(・∀・)

よく「ハズレのない作家」として
「東野圭吾氏」の名前が上げられる

確かに彼の作品はどれもこれも読みやすいし
ミステリーのトリックも素晴らしい

映像化もたくさんされている

だけど

どれもこれも「当たり障りがない」というか

衝撃を受けるほどのものがないというか
ちょっと物足りないという感じだ

その点
伊坂氏の作品は

「ハズレがない」どころか
わたし的には
「大当たりしかない」のだ(・∀・)



あ、

また

興奮して読者の皆さまを置いてきぼりに…(笑)

でもでも
是非ともおすすめしたい作家さんなのです
(・∀・)

ちなみにこの中で一番好きなのは

「AX」という作品です

全部面白いんですけどね(・∀・)










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