彼の手が
私の身体を
まるでピアノでも
引いてるかのように…
優しく移動するの…
そのたびに
私は甘く切ない声を発してしまう…
お願い…
そんなに焦らさないで…
私は
心でそう囁きながら
彼の身体にしがみつき
腰を押し付けるの…
私の目をじっと見つめる彼…
もう離さないよ…
私の耳元で
彼は低い声で囁くの…
お願い…
ちょうだい…
たまらず
おねだりしちゃった私…
ようやく
彼は体勢を整えると
微かに震える私に
覆い被さってきました…
あぁっ…
声にならない声が
私の口から
漏れちゃいました…
( *´艸`)