キラさんのブログ(16)
キラ(37)
東京・おっとり系

キラの主張① ep.1

19/10/21 17:02
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私ダメンズウォーカーなんだよねえ、みたいな事を言う女は胡散臭い。ダメンズウォーカーではない、お前がただダメなけだ。ダメンズを好きになってしまう私、学習しない私、を飲み会のネタにし、そういう自分の恋愛遍歴に言わば誇りさえ持っているお前がただダメなだけである。

どこからどう見てもダメな男と付き合ってる女に、そんな男といると気が滅入るよやめときなよと言った所で「でもなんかねえ~~何故だか好きなんです~~」と返されるだけなのである。いつの時代も変わらない。明治大正昭和の時代から蔓延るダメな男と付き合っている女の「何故か好き」という呪縛。令和になった今でもとかれぬ呪いである。この呪いを私はとく。その方法を私は知っている。

先日、深夜のテレビ番組で「ダメ男に引っかかった女たちの座談会」という地獄のような企画が放送されていた。10名弱の自称ダメンズウォーカーの女どもが過去に付き合った男にされた酷い仕打ちについて語り合うというもの。そこに座っている女達は何故だかみんな誇らしげなので、私が冒頭で言った、「ダメンズウォーカーはそんな自分に誇りを持っている」でほぼ間違いない。

最後にエピソードを話した女が、「今付き合っている彼氏がいつも高価なものを求めてくる。それを買い与えている。時計が欲しいと言われ、もうお金がないと伝えると”風俗で働けば買えるじゃん”と言われた」と語っていた。どう考えてもやばい。例えそれが豊川悦司であろうがオダギリジョーであろうが岡田将生であろうが、「俺の為に風俗で働いて金稼いでそのお金で時計を買って欲しい」なんて冗談でも言われたら、1億万年の恋も冷める。

ドン引きするギャラリーから、その彼のどこが好きなのか?と聞かれたこの女の返事は、伝家の宝刀「何でか分からないけど好きなんです」。それじゃあダメなのである。「そんなの最低じゃん、自分の彼女の体売ったお金で自分の時計買えなんてろくでなしじゃん。」「でも好きなんです。」「どこが?」「分からない…」。世界中で幾度となく繰り返されたであろうこの会話。それじゃ令和も呪われたまま。お前らのやるべき事はただ一つ。論破です。周りから見てどれだけダメ男だろうが、お前にとってはたまらん良い男なんだろう、だから付き合ってんだろ、じゃあ論破しろ。論破できないんだったら今すぐ別れた方がいい。以上。

続く
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