家を出た私は、彼と落ち合った。
彼の名はH。離れている間、新聞広告で二人で住み込みで働ける所を探していた。
そして、埼玉県内のあるパチンコ屋に面接に行く。
駅からだいぶ離れた、寮母さんがいる寮付きのパチンコ屋。
その場で仕事は決まり、早速働く事になる。
昔ながらのパチンコ屋さんて感じの所だったけど、店長に(私が？)気に入られて、二人してだいぶお世話になった。
パチンコとかそれまでほぼやったことなかったけど、働き始めてから色々覚えた。
主に景品カウンターにいた私。
たまに、仕事中に店の電話が鳴って出るとお客さんからで、デートに誘われたり告白されたりした(笑)
そして、店長Mからはしょっちゅう事務所に呼び出されて、「Hの事俺が店長にさせてやるから、こまちは内助の功になれ」と言われた。
そして毎日のようにお尻を触られる。
夜職をしてた私はお尻を触られるぐらいは笑ってられるけど、Mはだんだんエスカレートしていく。
M店長は自称元893だそうで。
私の彼とはしょっちゅうフィリピンパブとかおっぱいパブとか行ってたので、もともと女の子が好きな人。
奥さんもいたけど、奥さんは派手でもなく普通～のそこら辺にいるような感じの、とてもいい人だった。
そして、M夫婦と私たちカップルで夜中に店の台に細工をしたりして、悪い事も色々教わった。
そんなある日、いつもの如くM店長に事務所に呼び出されると、用事に付き合ってくれと言われて車に乗せられた。。