先ほど次男と夕食中
「死ぬの怖いなぁ」と彼が言った
というのも
最近知人が突然亡くなってしまったからだ
自分が年を取るにつれて
周囲の人たちとの悲しいお別れが
どんどん増えてくる
今年に入ってからすでにわたしは
片手では足りないくらい
香典をお渡ししている
でも次男はまだ17歳なので
「死」については
耐性がないのも当たりまえだ
「家族や友達がいなくなったら嫌だ」と
「好きな人たちはずっと生きていてほしい」
もちろんわたしも同感だ
でも次男が
「人は生まれたときから死ぬことが
決まってるんだよね、それにいつ死ぬのか
誰もわからないんだもんね」
とポツリと言った
私「そうだね~、まるで死ぬために
生きてるみたいだよね
でも自分がいつ死ぬかわかっているのも
なんか嫌じゃない?」
次男「生まれた人間はずっと生きていられたら
いいのに、不老不死みたいに」
…
私「え、じゃあ200歳とかまで生きるの?
わたしは嫌かも( ・ω・)」
次男「なんで?死ぬの怖いじゃん」
私「だって、衰えながら生きていくんだよね?
例えば80歳くらいから寝たきりになったら
その後100年以上もそのまま?
そんな風に生きていくのは嫌だよ」
次男「いや、体は健康なままだよ
今のままで生きていられるの」
私「年を取らないってこと?
じゃあ君は永遠に17歳なの?
永遠に大人になれないんだよ?
一生働かないつもり?」
次男「あ、いや~、そういうことじゃなくて…」
私「それに時間が進んでいくのに
年を取らないって辻褄が合わなくない?」
私「え、それよりも
人間が減らないって、人口が増える一方じゃ
住む場所がなくなるんじゃない?」
次男「大丈夫だよ、地球は広いんだし
(・∀・)」
私「そうかな~、
何かと問題がたくさんありそうだよ…」
次男「大丈夫、大丈夫!(・∀・)」
と
最初はしんみりしていたのに
いつのまにか
こんな訳のわからない会話に( ・ω・)
次男はいつまでこんなわたしと会話を
してくれるんだろうか…