久々に、読書しました
長かった…
正欲 朝井リョウ
(感想、ネタバレ注意です!)
多様性とは何か、考えさせられました…
難しいけど、ざっくりお話の内容を書きますね。
(私が考える要約なので、もしかしたら多少ニュアンス違うかもですが…)
最近では「多様性」という言葉が広がり、LGBTQへの理解が進んでいて、受け入れる方向へ進んでいます。
一方、性的嗜好にはロリコンや窒息フェチなどもありますよね。
世間様はそれも「多様性」として、受け入れることができるんですか?っていうような内容でした。
ネタバレになりますが、
この作品には人間やSEXに興味がなく「水」に性的興奮を覚える人たちが出てきます。
蛇口から出る水、シャワーの水、噴水、ダム…
「普通」の人は興奮しないようなものに興奮する人たちです
水に興奮するなんて、言っても理解されるはずがない、恋愛に興味がないことも隠さなきゃいけない…という生きづらさを抱えて、社会で生きています
そんななか、SNSでやっと同志と繋がることができた4人。
しかし……!
なんだか最後は悲しい気持ちになりました…
そうじゃないのに…!誤解なのに…!って😢
思っていたより深くて難しくて読むのが疲れる作品でした💦
でも、すごく考えさせられる作品でした!