グラの里親を探すのをやめようかと迷いながら、里親の募集を何件か切ったんですが、残ったわずかな募集を見て声をかけてくれた方がいました
もう里親の募集はしていません、で断れたかもしれません
今日一日、じっくり考えて、
正直ネコを育てたことのないあたしには不安が勝ってしまい、
グラには不安の中大きく育つより、安心してのびのび育つのがグラの幸せと思い、引き取りをお願いしようと決めました
これが、今日一日よく考えて出した答えです
グラと出会ったとき、
グラの回復の早さを見て、
きっと運命かもしれん、と思ってました
確かにそうかもしれません
けど、あのわずかな募集を見て、たった一人、声をかけてくれたのと、きっと運命
どっちの運命に行くかは、グラ次第だなと思いましたが、
あたしは保護した身として、
あのときもしかしたら亡くなってしまってたかもしれないグラの寿命を伸ばすことが目的だったかもしれない
なら、あたしなりにもう果たせたんじゃないかと思うんです
今新しい出会いがたった一つあるなら、それがグラにとって幸せになるための出会いと信じたい
グラの幸せを願い、
グラがこれからあの寒空の下ぐったりすることのないように、
そしてグラのことを忘れないことが、これからのあたしの課題であり、
果たすべきことだと思ってます
グラ、安心していいんだよ
のびのび、飼い猫として、
猫らしく気ままで
猫らしくのびのびと
猫らしく生きていきなさい