単刀直入に言うともずくが苦手だ。
「好き嫌いせず食べなさい」と
今や太古の昔となった言葉を
些か愚直に取り入れた私には
基本的に食べられないものはない。
…そんな私が、食卓に並んだ時に
反射的に眉を顰めてしまうのが
もずくなのだっ…!
しかし、あまりにも食べていなさすぎて
もはやもずくの味を全く覚えていない。
令和の時代、わざわざ苦手なものを
克服する必要などない。
得意なことを伸ばせば十分に生き延びれるのだ。
だが、健康に良いとされるもずくを
苦手なままでいるのはもったいないのでは…?
かつて水が苦手だった私は健康のためにと
無心で飲み続け今や水を9割飲む生活を送っている。
ブラックコーヒーも飲めたものではなかったが
受験のため(覚醒して勉強するため)
ゴリ押した結果、現在はブラック一択だ。
もしかして、もずくも…努力次第では
いけるのではないか…?
過去の成功体験が私の背中を押した。
今日から、もずく克服人生が幕を開ける。