昨日のブログで「友人」について書いた
そこで
「友人」と言われて一番先に思い浮かぶのは
職場の同僚だ
でも彼女は「友達」ではないと書いたんだ
書いた後に
「友人」と「友達」ってどう違うんだろう?
( ・ω・)
と気になってしまってネットで調べてみたら
なんとびっくり
「友人」も「友達」も全く同じ意味だそう
↑そりゃそうだ
だけどやっぱり同僚のことは
「友達」とは思えない
↑だって同僚だもんね
でも今のわたしにはとても必要な存在なんだ
友達でも家族でもないけど大事な存在って
なんだか不思議だ(・∀・)
と、こんなことを考えていたら
数年前に読んだ小説を思い出した
画像のこの本「流浪の月」
読んだときはものすごい衝撃を受けた
本屋大賞間違いないと思っていたら
本当に受賞した
当時は文学界を賑わせた話題の本だ
松坂桃李と広瀬すずで映画化もされた
↑映画はやっぱりね、なんか違うんだよね
( ・ω・)
この本をざっくり紹介すると
虐待をされている小学生の女の子が
公園で大学生の男に出会う
「家に帰りたくない」という少女を
男は自分の家に入れてくれ
少女は自分の意思でそこに数ヶ月滞在する
この男は実は「ロリコン」なのだが
少女にいかがわしい行為は一切せず
穏やかで心地が良い生活が続く
しかしその後
男は誘拐犯として逮捕され、少女は
「男に監禁され性被害にあった被害者」
という烙印を押される
事実でないことが「真実」として世間で語られ
少女の言うことは誰も信じてくれない
そして十数年後二人は再会するが
周りの人間たちが二人を引き裂こうとする
というお話
この二人の関係が
家族でも友達でも恋人でもない
何と呼べばいい関係なのかわからないけれど
「確実にお互いが求め合っている」んですね
自分との関係性を説明できない
けど大事な人
何者でもない
けど大事な人
そんな存在って
すごく尊いって思った(・∀・)
皆さんにはそういう存在の
大事な人っていますか?
いたら
羨ましいなぁ…(・∀・)