アラフィフみのりんの日常を覗いて...(689)
★みのりん★new(48)
北海道・お笑い系

不老不死

23/7/15 23:34
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先ほど次男と夕食中

「死ぬの怖いなぁ」と彼が言った

というのも
最近知人が突然亡くなってしまったからだ

自分が年を取るにつれて
周囲の人たちとの悲しいお別れが
どんどん増えてくる

今年に入ってからすでにわたしは
片手では足りないくらい
香典をお渡ししている

でも次男はまだ17歳なので
「死」については
耐性がないのも当たりまえだ

「家族や友達がいなくなったら嫌だ」と
「好きな人たちはずっと生きていてほしい」

もちろんわたしも同感だ

でも次男が

「人は生まれたときから死ぬことが
決まってるんだよね、それにいつ死ぬのか
誰もわからないんだもんね」

とポツリと言った

私「そうだね~、まるで死ぬために
生きてるみたいだよね
でも自分がいつ死ぬかわかっているのも
なんか嫌じゃない?」

次男「生まれた人間はずっと生きていられたら
いいのに、不老不死みたいに」



私「え、じゃあ200歳とかまで生きるの?
わたしは嫌かも( ・ω・)」

次男「なんで?死ぬの怖いじゃん」

私「だって、衰えながら生きていくんだよね?
例えば80歳くらいから寝たきりになったら
その後100年以上もそのまま?
そんな風に生きていくのは嫌だよ」

次男「いや、体は健康なままだよ
今のままで生きていられるの」

私「年を取らないってこと?
じゃあ君は永遠に17歳なの?
永遠に大人になれないんだよ?
一生働かないつもり?」

次男「あ、いや~、そういうことじゃなくて…」

私「それに時間が進んでいくのに
年を取らないって辻褄が合わなくない?」

私「え、それよりも
人間が減らないって、人口が増える一方じゃ
住む場所がなくなるんじゃない?」

次男「大丈夫だよ、地球は広いんだし
(・∀・)」

私「そうかな~、
何かと問題がたくさんありそうだよ…」

次男「大丈夫、大丈夫!(・∀・)」



最初はしんみりしていたのに
いつのまにか

こんな訳のわからない会話に( ・ω・)

次男はいつまでこんなわたしと会話を
してくれるんだろうか…


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