アラフィフみのりんの日常を覗いて...(690)
★みのりん★new(48)
北海道・お笑い系

ジェンダー

23/5/27 00:35
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OLとして働きだしたとき
職場には「謎のルール」があった

新人の女性職員は皆よりも早く出勤し
給湯室のポットのお湯を沸かし
皆の机を拭き
始業時間前に職員全員のお茶を出す

10時になったら
またお茶やコーヒーの時間

コーヒーであれば
「ブラック」「ミルクのみ」「砂糖のみ」
などの個人の好みを全て把握し出していた

そして15時にも同じ事をする

勤務終了直前に全員のカップを回収し
洗い物や給湯室の片付けをする

当時は当たり前だと思って
誰も不満も言わずにやっていた

むしろ給湯室で他の女性職員と
ワイワイ楽しくやっていた記憶がある

時は流れ今は令和の時代

というか令和になる前の平成時代だが

わたしはその職場を結婚出産のため退職し
10年ほど経ってまた再就職した

そうしたらその謎のルールが

「お茶汲みや給湯室の当番を男性職員もやる」

という
「さらに謎のルール」に変わっていた



そっか
今はこういう時代なんだ(・∀・)

と思ってみたが

一回りも年下の若い男性職員が
おぼつかない手つきで洗い物などをしていたり
業務が追い付かず
そんな雑用をしている場合でないような
場面を見ると「気の毒」に思ってしまって

「変わってあげるよ(・∀・)」と
代わりに片付けてあげたりしていた

きっとわたしのこの対応は
間違っているんだと思う

「男性だから」「女性だから」

といって業務に差をつけるのは
きっと良くないことなんだ

とは思うものの

女性は女性で

「重いものを持ったり高い場所での作業」
を免除されたり

お土産のお菓子の数が足りなかったら
「女性だけでどうぞ(・∀・)」とか

いろんな恩義を受けてきたんだ

「そういうのは男の仕事でしょ」
と当たり前に言っていたこともあったのに

洗い物なんかは女性がやった方が圧倒的に
手際が良い

お茶だって男性よりも女性が出した方が
スマートだと思う

「男性」と「女性」

それぞれ役割があってもいいのではないか

と思う自分は

やっぱり昭和の人間なんだ(・∀・)
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