アラフィフみのりんの日常を覗いて...(690)
★みのりん★new(48)
北海道・お笑い系

都会に住んでいたとき…

23/3/18 02:21
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20代の独身時代
札幌で一人暮らしをしていたわたし

田舎から札幌に出る
というのは当時の若者の憧れだった

昔は「飲みに出かける」ことが
リア充の証とでもいうくらい

「金曜日の夜」は毎週のように
ススキノに遊びに行っていた

ススキノ街を歩けば
だいたいナンパされた

女友達と二人でお店にいたら
同じく二人組の男性から
「一緒に飲みませんか?(・∀・)」
と誘われることも頻繁にあった

当時は南郷7丁目に住んでいた

地下鉄を逃すと
タクシーで帰らなければならず
2000円~3000円くらいの出費だったので
貧乏だったわたしは

ススキノから家まで
「歩いて帰る」という無謀なことをしていた

ススキノ近辺は
深夜を過ぎてもネオンがピカピカしていて
「夜道が怖い」という感覚が麻痺していた

ただ
ススキノを離れて行くにつれ
どんどん人通りが少なくなり
↑当たり前だ

不安な気持ちもあったが
南郷通り沿いを歩いていけば
それなりに車も通っていたので
「大丈夫っしょ(・∀・)」と思っていた

歩いていたら
一台の軽自動車が停まり
同年代っぽい男の子から

「お姉さん!お願いだから車に乗って!」
と懇願されたが

笑顔で「ごめんなさ~い(・∀・)」
とお断りし

こんな感じで大丈夫だった


はずだった


が、しかし
その後

別の車が
かなりの低速運転で
わたしの後をつけてきているのに気づいた



( ・ω・)


あれ、なんか
ヤバいかも…

途中でコンビニに立ち寄ったりして
様子を伺うと、なんと停車し
わたしが出てくるのを待っているよう



怖い…

と初めて思った

ここでタクシーを拾って帰ればいいものを
混乱していたわたしは
そこに考えが及ばず

なぜか歩いて帰ることを決行してしまった

車も多く通っているし
人も少ないけれど歩いていた

家の近所には
24時間営業のスーパーや
コンビニもあったし

とりあえず「家の近くまで行けば大丈夫」
と自分に言い聞かせ
歩き始めた…


次回に続く











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