男は真希の中で果てると、窓から通行人がいないことを確認しバックドアを開け外に出た。
冷房の効いた車内とは異なり、夜であるにもかかわらずムワッとする熱気を感じながら男はタバコに火を点けた。
男が一服し始めると、後部座席の2人が真希に覆い被さりその体を弄んだ。
「自分でシコんないで良かった~。せっかくだからヤらねーと勿体ないもんな!」
「いい体してんじゃん。最近はどこ行ってもガリガリの女しかいねえからな」
薬の効いている真希の体は動かず、ただ男たちの下品な笑い声が聞こえるだけだった。
2人がそれぞれ真希を犯した後、男たちは3人ですぐ横の人のいない公園に力のない体を運んだ。
「ありがとねーお姉ちゃん。写真は高~く売っとくからよ」
3人は蚊を払いながら公園を去り、車を発進させた。
公園の茂みの中に半裸で置き去りにされた真希は、冷たい公園灯に照らされた木々をただ仰ぐだけだった。