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東京・おっとり系

JKショートストーリー優子編1

21/2/26 03:03
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日が沈みかけ、白い街灯が点き始めた。
辺りに人通りはほぼなく、通りかかるのは汚れたネコぐらいだ。
その通りに面した敷地の中で少女は仰向けに倒れていた。
彼女のブラウスは乱暴に引き裂かれ、乳房はあらわになっている。
スカートは乱れ、足元にはショーツがボロきれのように放り出されていた。
そしてその頬には涙の筋が何本もあり、目はかすかに見開いているが意識は遠のいていた。

*****
ソフトテニス部の部会を終えた優子は同じ部活の同級生、舞子と一緒に正門を出て、お喋りをしながら歩いた。
部会の内容や、マネージャーと後輩たちの人間関係の事などたわいもない会話だった。
駅が視界に入ってきた瞬間、舞子の通う個別指導塾の入った小さなビルの前に着いた。
「ちょっと時間早く着いちゃったな…いいや、自習室で携帯いじってよう。バイバイ優子!」
「明日ねー!」
優子が手を振り、舞子はビルの階段へと消えていった。

駅は目と鼻の先にあった。
しかしこの日、優子は漫画の単行本を買う予定だったので駅を通り過ぎ、書店に向かった。

角を曲がり少し通りに入った瞬間だった。
誰かに肩を掴まれたかと思うと体ごと抱えられるような状態になり、何が起きたのか優子には理解できなかった。
口を押さえられているため声を上げることもできない。

放された時には木が生い茂った場所に連れてこられていた。
若い男が2人で優子を捕らえたのだ。
地面に突き飛ばされた彼女は、状況が飲み込めないままとりあえず立ち上がろうとした。
しかし男の1人に両肩を押さえられ、仰向けに倒れた。

反射的に「きゃっ!」と声を上げると、その男はあわてて優子頭側に動き口を押さえる。
「大人しくしてろ!すぐ終わらしてやるから」
(何?何されるの?殺される!)
優子は漠然とした恐怖を覚え、体が硬直した。

そしてもう1人の男が優子の体の上にまたがるような体勢になりブラウスのボタン部分に指を引っかけた。
(いや!待って!脱がされるの!?)
レイプされると確信した途端、ブラウスはビリッと音を立て引き裂かれた。
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