お互い、昔に戻ったかのような甘い時間を過ごしていると、男があたしに言った。
なに？嬉しいの？(^.^)
え？
スゲー甘えてんじゃん(^.^)
だってこーゆーの久しぶりじゃん(^_^;)
や、知らねーし。そーなの？
うーん、たま～に...？
え？そーなん？
あきらかに男の様子が変わった。
あー、嘘が付けない自分...
つーか、驚きもしないと思ってた...
たちまち、男は、数分前までの優しい表情から一変、厳しい表情になっていくのがわかった。
でも、強がって、笑っていた。
あんなにいつもなら求めるあたしが、
キスだけしかしない。
そっか、男いるんだ。ふーん。みたいなモードを出してるけど、必死で我慢していた。
はぁ...
つまんねーこと聞いてくんじゃねーし。(;_;)
すっかりシラケてしまい、
しまいには、
俺さー、スゲーモテてるからさ。
その気になれば全然女とか作れる。
離婚して、また恋愛するファイトとかあるん？
え？全然あるよ？すぐできるし。
おいおい...
どーでもいーな( ；∀；)
なんだこれ？地獄の時間...
やらせない挙げ句、他の男とも遊んでんのかよ。
とでも言いたそうだ( ；∀；)
そして謎のモテる自分アピール...
参ったなぁ...
久しぶりの密会、短時間で楽しんで帰るつもりが、
このグダグダの締めくくり...
昔から、お前、俺に夢中だよな♪
ってオーラをガンガンだす系だった(^_^;)
はぁ...
あたしは、どーして一言余計なんやろ...
当たり障りなくやってりゃよかったのに、
可愛い女になれないのだ。
はぁ...
そして、この短時間に、甘いムードが、
極寒ムードに...( ；∀；)
だめだ。明日はバレー！！！
寝ないと！！
撤収撤収！！！
帰るしかない雰囲気。
さて、そろそろ帰るか！(^_^;)
うぃーっす！
なんとなくムカついた。(^_^;)
でも、そこは大人になり、男を気持ちよくさせるよーな気のきいた事を言ってりゃよかった。
でも、なーんか勘にさわったんだよな～(^^;
笑
男を送り届け、帰った...
あーあ。
ため息...
あーーーーー！！はぁ..(ー_ー;)