椰月美智子さんの
「さしすせその女たち」という小説を読みました
興味ないと思いますが(笑)簡単にあらすじを
39才、共働きで就学前の子供二人を持つ
バリバリのキャリアウーマンの主人公が
仕事と子育てと家事に奮闘するお話です
家事や育児に非協力的な夫にイライラ
しっぱなしで
夫に対して優しい気持ちになれず
夫婦仲がぎくしゃくしてしまうのですが
ある時ママ友から
「夫婦円満になる魔法の言葉さしすせそ」を
教えてもらいます
「さすが」
「知らなかった」
「すごい」
「センスある」
「そうなのね」
この言葉を会話に取り入れることで
夫婦仲が円満になるという……
主人公は半信半疑で夫にこの言葉を使って
みると、なんと効果は絶大
しかし次第に
「なぜ自分が気を使って夫にこんな言葉を
言わなければならないんだ」と思うようになり
やめてしまうのですが
そしてこの言葉を教えてくれた
円満な夫婦に見えていたママ友が
あっさり離婚してしまうというお話(笑)
読み終えた感想は
夫にイライラするポイントがリアルすぎて
目が痛かったです……(笑)
妻が高熱を出して
「早く帰ってきて」と夫に頼むのですが
帰宅して「俺のご飯は？」と聞く夫に失望する
というエピソードは胸が苦しくなりました
わたしも昔
腎盂炎になってしまい
医者から入院を進められましたが
長男がまだ生後３ヶ月だったため断りました
自宅で40度の熱を出して吐き気と戦いながら
長男の世話をしていたのですが
うちの夫はそんなわたしを置いて
「飲みに出かける」という信じられない行動を
しかも出掛ける際に「お大事に」と言って
このときわたしは
「自分の男を見る目のなさ」を
本気で呪いました(笑)
そして今、自分は夫に対してどんな
「さしすせそ」を使っているかなぁ
と考えてみたところ
「触らないでください」
「知らないです、そんなこと」
「少しは家のこともやってください」
「せめて自分のことは自分でしてください」
「そうですか、良かったね」←棒読み
でした(^ω^)
あ、既婚者の方々
奥さまが寝込んだら、優しくしてあげて
くださいね(^-^)