シリーズ三作目です(^ω^)
めでたく中学に入学したわたし
この中学校は、わたしが通っていた小学校の
約半分の生徒と、隣の小学校のほぼ全員が通う
という学校でした
入学当時は出席番号順に席が決められていて
隣は別の小学校から来た男子でした
その男子というのがですね
恐らく小学生時代からみんなに嫌われていたで
あろう男子……
しかも偶然にもわたしと名字が同じ(笑)
佐藤や田中、鈴木などの日本人の代表的な名字
でもなかったのに
この男子、B君としましょう
B君は、A君とは違い
「嫌われているのに気づかず、人気があると
勘違いしてしまう厄介なやつ」だったのです
例えばほとんどの女子から「キモい」などと
言われても「なんだよ~、うるせ~な」と言い
明らかに嬉しそうにしているのです
(女子は本気で気持ち悪いと思っているのですが)
ドMなのか?
メンタルもかなり強い……
わたしは席が隣なので、何かと話をしなければ
ならなかったのですが
「みんなと違うことをすると好かれてしまう」
という苦い経験をもとに他の女子と同じように
接することにしました
話しかけられても
「気持ち悪いから話しかけないで」くらい
酷いことを言ってたと思います
(今思うとかなりひどいです)
ですが、わたしの努力もむなしく
B君はわたしの事を好きになってしまったよう
なのです
冷たくするのは好きの裏返し
とでも思ったのでしょうか
中学生ともなれば周囲のからかい方も
レベルアップし、名字が同じことで
彼女ではなく「夫婦」と呼ばれるようになり……
(´・д・`)
またなのか……?
A君からの呪縛から解かれたはずなのに
入学早々「B君の妻」という称号を
手にしたわたし
なぜなのか……
何が間違っていたのか……
自問自答の日々が始まるのであります
まだまだつづくよ(^ω^)