今日はちょっと親子関係について、書いてみようと思います。
私の実父は昔、とても恐い存在でした。
叩かれた事は数知れず、怒鳴る事もよくあり、私はいかに父の機嫌をとるか、いつも考えていました。
今思えば、怒られた時はとにかくその態度が恐くて、何故それがいけないのかよく分からなかった気がします。
時に濡れ衣もあり、私は反抗した時もあります。許せないしこりを何年も重ねていました。
そんな父も、私達兄弟が片付いてすっかり拍子抜けする程丸くなりました。
なんだかうやむやなまま、いろんな思い出が色褪せていきます。
だから…多分…こんな感じでいいのでしょうね、親子の距離って。
仲悪くとも、何となく、修復してって、最終的に、近くに感じる？
私がこの子とうまくいかなくなっても、その時はそれでいい。
母の日に私にカーネーションを一輪くれた父に、ふとそんな事を思ったのです。